てんかん発作(けいれん発作)から見える景色(クロロ96)
トップ >生きる >てんかん発作(けいれん発作)から見える景色(クロロ96)
以前はデパケンという薬しか飲んでいませんでした。このときは発作中によく記憶が無くなってました。
しかし発作が頻繁に起きるようになってから、テグレトールという薬をもらうようなりました。新しい薬が効いたのか発作が起きても発作中に意識が無くならないようになりました。
だいたいの人は発作が起きるとすぐに記憶が無くなってしまいます。自分の発作の特徴はなんと言っても発作中に記憶があることです。
もちろんどちらも経験したことはありますが、圧倒的に記憶があるほうが多いです。これは珍しいらしいです。記憶がある場合のほうがかなりしんどいです。
1~3分程度発作の苦しみに耐え抜いて、発作が治まってからも体のいうことが利かないし言葉も喋れません。
だんだん体のいうことが利いてきて、元に戻るまでに10~30分かかります。学校で居眠りをして腕に血がかよわなくなった経験はないですか?
まさにそんな感じで右半身(クロロ96)全てが痺れてピリピリした感じがなんとも気持ち悪いです。(手術をした後は少しの間だけ朝起きると痺れがありました)
記憶が無くなる発作は最初の数十秒だけ苦しんで記憶が無くなるパターンが多いです。
記憶が無くなるほうがどんなに楽でしょう。しかし記憶が無くなるほうが脳に対しては危険性が高いのです。
無理をしたり発作が起きるたびにちょっとづつ脳組織は破壊されていくのです。(クロロ96)