生きる

てんかん発作(けいれん発作)の予兆(クロロ96)

トップ >生きる >てんかん発作(けいれん発作)の予兆(クロロ96)

突然発作が起きてどうすることも出来ない場合はありますが、たいていの場合予兆があります。

予兆がどんなのかというと、自分の場合は右目がピクピクし始めます。これが15~90秒くらい続いて発作が起きます。

もちろん立っている事が出来ないので右目のピクピクしているわずかな時間に横になれる場所を探して(特に外の場合)そこに座ります。出来るだけひと気のない場所を探します。(救急車を呼ばれても意味がないので)

発作の内容は目から右手というように、上から下に痙攣していきます。右手が30cmくらいリズミカルに上下し始めいう事が利かなくなり、数秒後には右足も同様の事が起こります。

最終的には右半身全体が操縦不能に陥ります。もちろん喋れません。発作の大きさにもよりますが10~30分くらいしたら体も言葉も元に戻ってきます。このとき左手は動きます。

発作が起きている時の一番しっくり来る例え方は、息をずっと止めている感じです。かなり苦しいです。発作のあとには必ずといっていいほど筋肉痛になります。普段使っていない場所を痙攣で使うからでしょう。

予兆の前の段階もあってここでは「変な気分」とさせてもらいます。予兆まで行ってしまうとほとんどアウトです。しかし変な気分になった時にすぐ楽にしたりすれば発作を回避できる場合があります。

家で変な気分になったときに自分がやるのは、右が麻痺して右側に倒れるので体を左回転させます。するとだんだん心が落ち着いてきて変な気分が無くなります。

『脳腫瘍の方は少なからず発作に怯えて暮らしているのです』(クロロ96)

▲このページの一番上に戻る